About

加茂健

父がフランス料理のシェフだったこともあり、幼少の頃から本格的なフランス料理の味に親しむ。東京の老舗フレンチレストラン銀座レカンでの勤務を皮切りに、その後本場へと渡仏。スイスへ移りグランシェフのもと研鑽を重ねる。

当時働いていたマンダリンオリエンタルホテル・ジュネーブで M.O.F.のFranck Ferigutti氏と共に仕事をしている厨房へパリから1本の電話がかかる。カンボジア王族で、シアヌーク前国王の孫であるプリンセス Norodom Rattana-Devi が新しく経営するフレンチレストランを一緒に立ち上げて欲しい。という電話であった。その後ヴァカンスを利用してカンボジアのプノンペンへ招待され、王族やレストランとなる邸宅、活気溢れる街や人々に触れ、1ヶ月後にはジュネーブから移住。ラレジデンスへ招聘され総料理長を13年勤める。

異国の地で、基礎もない全くの0からフレンチレストランを作りあげ、世界各国の王族や政府要人など様々なお客様をお迎えする。 自身のモットーである「濁りのないフレンチ」を伝え続ける中、フランスの農産物、食文化普及に尽力した功績により、フランス共和国より2017年農事功労章シュヴァリエを叙勲。

自身が経験してきた様々なことをエッセンスに散りばめ、フレンチを軸に独創的なイノベーティヴな料理を追求している。次世代の若手育成にも力を入れ、フレンチ業界に貢献できるよう活動中。

2023年4月にリニューアルオープンした「Ryokan尾道西山」では、2022年の開業準備から立ち上げに尽力し、生産者を一つずつ訪ね、地産地消をモットーに尾道の食材をフレンチに落とし込む。オープン1年足らずで、2024年、新たにミシュランガイドの新しいホテル指標となるミシュランキーの一つ星獲得に貢献。

https://guide.michelin.com/jp/ja/hotels-stays/onomichi/ryokan-onomichi-nishivama-13396?arr=2024-08-02&dep=2024-08-03

ミシュランガイドのビューポイントには、”レストランは特に素晴らしく、フランス共和国 農事功労章・シュバリエを受章した加茂健シェフが腕を振います。” と書かれている。

Japan 2022-
The Kitano Hotel Tokyo
Executive Chef
Tokyo

Ryokan Onomichi Nishiyama
Executive Chef
Onomichi, Hiroshima

Cambodia 2007-2021
La Résidence Restaurant
Executive Chef
Phnom Penh

Switzerland 1999-2007
Le Neptune
Franck Ferigutti (M.O.F.)
Mandarin Oriental Hôtel du Rhône Geneva 5*
Geneve

Hôtel Rosalp
Roland Pierroz
Verbier

L’Hôtel de Ville
Philippe Rochat et Benoit Violier (M.O.F.)
Crissier

Auberge de Soleil
Jean-Michel Colin
Bursins

Japan -1999
Auberge de Primavera
Yasuyuki Onuma
Karuizawa, Nagano

Vincent
Etsuo Jyo
Roppongi, Tokyo

L’ecrin
Etsuo Jyo
Ginza, Tokyo